華やかな『親バカ』メンバーの中でもこの存在感は異質!不思議と惹きつけられる小野花梨さんの魅力には、子役時代から培ってきた卓越した演技力が根底にあった!?「カーベェ」?「ブリタニ」??世間&業界内を唸らせた女優・小野花梨の軌跡、とくとご覧あれ!!
小野花梨の秀逸な演技力は子役時代から!
先達もビックリ!?
『今日俺』メンバーの登場や、新垣結衣さんの「回想シーン限定」的な出演などで話題になっている『親バカ青春白書』(日本テレビ系)。主演のムロツヨシさんをはじめ、永野芽郁さん、中川大志さんや今田美桜さんといった、出演する豪華メンバーだけ見ても期待感アリアリな作品ですよね!
そんな猛者達が犇めく中で確かな存在感を放っている小野花梨さん。ちょっと凄い女優さんだなぁ~って思っていたんですが、調べてみると、ちょっとどころかとっても凄い女優さんだったみたいです!
『親バカ青春白書』予告編からの1コマ。
知る人ぞ知る実力派!小野花梨さんの公式サイトはこちらから!!http://www.alpha-agency.com/artist/ono.html
2006年に放送されたテレビドラマ『嫌われ松子の一生』(TBS系)が女優デビューとなった小野花梨さん(当時8歳くらい?ちなみに現在の彼女は22歳です)は、2007年の『わたしたちの教科書』(フジテレビ系)、2008年の『ゴンゾウ 伝説の刑事』(テレビ朝日系)など多くのテレビドラマに出演。
2009年に公開された映画『南極料理人』(東京テアテル)では、主演を務める堺雅人さん(主計士・西村淳役)の娘・西村友花役を熱演!公開初日の舞台挨拶の場で紅一点だった彼女は、男性陣が居並ぶステージを和ませていた様ですね。
こんな感じだった様です↓↓。
当時の小野花梨さんは11歳くらいかな?しかしというか、可愛らしい彼女の奥に並んでいるメンバー、迫力ありますね・・・。
初々しい姿で会場をほんわかとさせていた小野花梨さんでしたが、親子として共演した堺雅人さんは彼女に対してこんなコメントをしていました。
「僕の方が、彼女の手のうちで転がされていた。本当に末恐ろしい」と同じ俳優としてビビりながらも、小野の将来性にエールを送ったほか、撮影に入る前のテスト段階を振り返り「いろんな演技を見せて、大人(の反応)を試すようなこともあった」とその天才ぶりに圧倒された様子だった。
引用元:https://www.cinematoday.jp
私がこの『南極料理人』を観てるからかもしれませんが、堺雅人さんの「僕の方が、彼女の手のうちで転がされていた」というコメントを読んだ時、何となく舞台裏が想像できちゃったんですよね(笑)。そのくらい作品の中で「親子」になっていた2人の見事なコンビネーション。小野花梨さんが引っ張って創り上げていたものだったんですね!
『鈴木先生』での曲者ぶり
2011年に放送されたテレビドラマ『鈴木先生』(テレビ東京)。2013年に劇場版が公開された話題作なんですが、ここでも小野花梨さんは異彩を放っていた様です!
長谷川博己さんの民放テレビドラマ初主演作品!『鈴木先生』のサイトはこちらから!! https://www.tv-tokyo.co.jp/
小野花梨さんが演じた「カーベェ」の愛称で呼ばれる河辺彩香のキャラクター設定は、男性経験が豊富な恋多き中学生。その露骨な物言いと感情表現に鈴木先生(長谷川博己さん)がたじろぐシーンも少なくなかった!?
共演した35名の生徒役には土屋太鳳さんや松岡茉優さん、北村匠海さんといった主役級が集結。その中でも、個人の演技力に対する世間からの言及は、小野花梨さんのものが抜きん出て多かったみたいです!
鈴木先生はどうしたって小野花梨がものすごい演技力だって思うだけのドラマだわ。。 土屋太鳳ちゃんもかすむ。
— こめ (@u3110) February 20, 2019
鈴木先生で「かわべあやか」役のコの演技が凄まじいの。うわあ、いる、こういうやつ、めんどくさいし、耳かさないし、なんか、もー!!と観てて気分が悪くなるくらい。その時点で持って行かれている。釘付け。調べたら小野花梨というらしく、ドラマの撮影時は小6だったらしい。大女優!
— モフり山 (@remy_cottontail) January 20, 2013
「ものすごい」や「持って行かれている」といったパンチのあるワードは、小野花梨さんのインパクトの大きさを十二分に伝えてくれていますよね。
上記のコメントにもありましたが、『鈴木先生』に合流した当時の小野花梨さんは小学校6年生!この小さな実力者には、共演者の土屋太鳳さん(恐らく16歳)もビックリさせられる事が多かったみたい!?自身のブログの中で語られた小野花梨さんとのエピソードの最後は、こう綴られていました。
花梨の演技を近くで見ることが出来て、私が勉強するべき所も見つかったし、新たに学んだこともたくさんありました。花梨、素晴らしい演技をありがとうございました!と、何度でも伝えたいです。
引用元:https://ameblo.jp/tao-tsuchiya/
将来のトップスターからのお墨付き。お茶の間の反応といい、先述した堺雅人さんの「本当に末恐ろしい」のコメントが思い起こされます。女優・小野花梨は『鈴木先生』の制作サイドにとっても大きな刺激となっていた様ですね!
『SUNNY』で好演!
2018年に公開された映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(東宝)の「ブリタニ」こと鰤谷美礼役では、難しいキャラクター性を見事に表現していました!
ブリタニな小野花梨さん↓↓。
ビジュアルからも役への気合いが伝わってきますね!
ブリタニを端的にいうと、広瀬すずさん演じる阿部奈美に嫌がらせを繰り返すコギャル。ですが、小野花梨さんに息を吹き込まれたこの感情の波が荒い悪役的なキャラクターは、映画を観た多くの人にでっかい爪痕を残していた様です!
小野花梨ちゃんって鈴木先生の時の子だよね、演技力すさまじかった、、
— まきたまん (@makitaman1126) June 24, 2020
#映画SUNNY 観てきた。笑ったり泣いたり忙しかった。私は彼女達よりちょこっとお姉さんだけど、妹弟世代の喧騒を隣で見ていたんだった。別の席で観ていた今の若い女子達はツボるポイントがちょっと違う模様。ブリタニさんがとても素晴らしくて調べてしまった。小野花梨さん。覚えておこう。
— 😷ぎ ん こ😷 (@GINKO_seazooo) September 21, 2018
主要メンバー以外の、しかもチョット嫌な役どころにあげられた称賛の声は、この作品に対する多くのコメントの中でより印象的なものの様に思えました。
嫌な子だけど、気付けばガッツリと引き込まれている!?そんな小野花梨さんのブリタニは、業界内からの評価も高かったみたいですね!ヒットメーカーとして放送作家や脚本家として活躍している山名宏和さんは、小野花梨さんについて女性週刊誌『週刊女性』(主婦と生活社)の中でこう語っていました。
「乱気流のように渦巻く内面を持ちながら、見た目も言動もゲスの極みギャル。演じるのは、さぞや難しかったに違いない。この映画の中で、鰤谷は扱いとしては完全な脇役である。しかしながら、彼女なしでは物語は成立しない」
改めて、女優・小野花梨の凄さが感じられます。山名宏和さんが記事の中でも述べていたんですが、『SUNNY』のポスターや公式ホームページ等に小野花梨さんの姿はもちろん名前も無かったそうなんですよね。
物語を支える重要な存在となっていた彼女でしたが、名前すら見えてこない。この「あの娘は一体誰だ!?」みたいなミステリアスな感じは、小野花梨さんに対する印象を一層強くさせた要因となっていたのかもしれませんね!
まとめ
- 『親バカ青春白書』に出演中の小野花梨
- 演技力への評価は子役時代から高かった!
- 曲者からコギャルまでなんでもござれ!?
- 絶賛の声は業界内外からあがっていた模様
後を引く濃いキャラクターを担当する事が多いイメージの小野花梨さんですが、控え目な出番もあったみたいです。2018年に放送されたテレビドラマ『兄友』(TBS系)。映画も公開されたこの作品では、主演の横浜流星さんと兄妹役で共演となった、オタクな女の子・西野秋(にしの あき)役を務めました。
『兄友』への出演について、小野花梨さんは「可愛くピュアなシーンに参加することができてとても幸せでした」と語っています。激しい役どころが多かった(あくまで個人的な感想ですが)彼女からのこのコメント。私は何だかホっとしてしまいました(笑)。
『親バカ』でも少しおとなしい感じ?何というか、やっぱりイケイケな小野花梨さんを見てみたくなっちゃいますよね!恐らくは助走中??これからの彼女の「暴れっぷり」に期待しながら、物語の展開を見守りたいと思います!!
以上、「小野花梨の演技力は子役時代から凄かった!」でした!