突き放すようなフレーズのナレーションと、全く意に介さない手越祐也さんの弾けぶり!?ココでは、これまでに『イッテQ!』で繰り広げられた名言・名シーンの数々を、絶妙な「いじり」と共に見ていきたいと思います!!
ではでは、行ってみましょう!
目次
名物化した『イッテQ!』の「いじり」!
定着したウザいキャラクター性
出演中の『謎とき冒険バラエティー 世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)で新たなチャンネルが開いた!?独自のフィーリング「テイっ!」は、手越祐也さんの底抜けな「ポジティブ思考」を体現したモノだと思われます。
『イッテQ!』の番組企画「カレンダープロジェクト」からの1コマ。
バリエーションの増加で煩わしさ倍増??
番組で見せる「弾けぶり」はプライベートでも同様?時おり世間を賑わせていた問題児にお灸を据える為、放り込まれたのはタイでの軍事訓練でした。苦手な団体行動を学ぶ事で、人間的な成長を促したみたいです。改心を願う番組が「本人に欠けているモノ」として提示したのは、イジりを含んだ以下の7点。
- 周りをよく見て人に合わせること
- 悪目立ちせずにチームの一員に徹すること
- 自分の能力を過信せず謙虚に練習すること
- 人の話はちゃんと聞くこと
- 目上の人を敬うこと
- 自分の悪いところは素直に認めること
- 私生活で羽目を外し過ぎないこと
軍事訓練の場では相変わらずの手越祐也さんでしたが、何かしらの変化はあったのか?取り敢えずコレを踏まえて、同じタイで行われた「カレンダープロジェクト」を見てみると??
戒めの様な難度ミッション
4月の写真を担当する事になった手越祐也さん。プロジェクトでは、マリンスポーツの『カイトサーフィン』に挑戦し、「カッコ良く技を決めた瞬間を撮影する」というミッションが設定されました。ネーミングの通り、凧を操って風の動力で波に乗るスポーツ。その難度は高く、乗りこなすには早くても1か月は必要らしい?
番組の意に反して、ココでも万能ぶりを魅せた問題児。陸上での凧の操作を難なく習得し「(海に)入っちゃったら、もう30分だから」と、余裕のコメント。加えて「出来ちゃうツラさもあんのよ」「出来ないってずっと尺使えるじゃん、出来ちゃったらもう終わりだから」等の、色々な方面を逆なでする発言を連発。
上記の「本人に欠けているモノ」の3を真っ向から否定する手越祐也さんに「神様、どうか成功しませんように」とのナレーション(笑)。システム化されたイジりの1シーンでしたが、やがてソレは成就してしまう事に・・・?
『カイトサーフィン』の難しさは前評判通りで、さすがの手越祐也さんも攻めあぐねていたみたいです。ですが、練習初日には早くも何かを掴んだ様子で、「成功」への期待は高まりを見せていた!?しかし、日頃の素行の悪さが出てしまったのか?天候にも嫌われてしまい、結局タイムアップとなってしまいました。
レギュラー番組でのアウェー感が面白い!?『カイトサーフィン』の動画がこちら!
繰り返される失敗に、合いの手の如くはさまれる「ナイス~!」のナレーションが絶妙(笑)。
意地のジャンプ?
不完全燃焼に終わった本人の希望により、リベンジマッチは帰国後の日本で行われる事に!撮影期間として許された時間は2日間でしたが、ツキの悪さを引きずっていた様で、初日は強風の為に練習を断念。最終日に舞台を「湘南」から千葉県の「富津海岸」へと移してリベンジ開始!!
すると、1回目のトライで見事なライディングを披露!(いきなり結果を出して来るところはさすが!)。勢いそのままに、早速ジャンプ技へチャレンジ。この「ジャンプ」の難度はより高いモノの様で、同席したコーチによると「普通は1年くらいかかる」みたいです(チャレンジ自体が無謀??)。
しかし、このチャラ男はやっぱり「何か」を持っている?最後のトライで、ジャンプらしきパフォーマンスが・・!?撮影された連続写真がこちら!
ボードがどっか行ってしまってますが、1日でココまで辿り着いただけでも凄い!
チャレンジは「失敗」となってしまいましたが、「本人に欠けているモノ」の3・自分の能力を過信せず謙虚に練習することは、クリア出来ていたのかも??
「名言」排出企画
『イッテQ!』での手越祐也さんを語る上では外せないモノの1つ?2018年からスタートした、不定期企画の「手越祐也のノーチャラ生活」。テーマは、異国の地でチャラさとは無縁の生活をさせ生きることの本質を問うというもの。端折って言えば、「質素な暮しに触れて普段の生活を改めろ」という事になる??
「ノーチャラ生活」第1弾 inカンボジアからの1コマ。
企画の趣旨とは真逆な出で立ち!?ナレーションにも力が入ります(笑)。
現地の環境に戸惑いながらも、高い適応力を見せる手越祐也さん。結局やり過ごしてしまう為、期待される変化はあまり無い?ソレを裏付けるかの様な幾つもの名言が、この「ノーチャラ生活」からは飛び出していました(笑)。
特に印象的だったのはこちらの一言。
手越祐也さんが拒否するクモはタランチュラ。恐らく多くの人がNGになるかと思われますが、「6回」って、もしかして実際に撮られた回数?自虐発言を真顔で放つアンバランスさも中々ですが、「本人に欠けているモノ」の7・私生活で羽目を外し過ぎないことに対して反省が見られない??
ブレないキャラクター
「ノーチャラ生活」の締めに行われるのは、本人による内容の薄い「総括」。企画を否定するかの様なブレのないスタイルで振り返る手越祐也さんと、コメントに一切触れず終わりを告げるナレーションの妙は定番のオチ。
「ノーチャラ生活」第3弾 inフィリピン(総括)の1コマ。
ギラつくサングラスに紫のバスローブ。この安い「成金風」の派手な姿からは、「ノーチャラ生活」に対する番組の強いこだわりが感じられます。
すっかり裸も解禁となり、世界が大きく広がった手越祐也さん。次なる試練の地は、一体ドコになるのか?第4弾の「ノーチャラ生活」も期待大ですね(笑)。
計画的な「イジり」
チャラ男のキャラクター性が先行しがちな手越祐也さんですが、どんなに過酷なロケもいとわない、実は根性の人だった!?ハイレベルな「ミッション」や「アクティビティ」への高い成功率は、この根性が根底にあったのかも??
普段は見えづらい「気合い」が現れたのは、2016年3月に放送された『イッテQ!』3時間SPでの事。「クイズ手越くんin the world」と題された企画で、タイに上陸した手越祐也さん。現地でのクイズは全部で3問でした。
罰ゲーム付きのお馴染み形式で出題され、1、2問とも順当に不正解となった手越祐也さんは、顔面へのクリーム砲やタイキックなど、王道の映像を提供。ラストの3問目は「タイで人気のカラオケ番組の内容を当てる」というもの。
コレも不正解となり、再度発動となったクリーム砲は顔を逸らして腕に命中。「顔に当てなさいよ、逆に!」と余裕を見せる手越祐也さんに対して、「でも大丈夫。そのカラオケ番組こそ手越にとってはお仕置き」とのナレーションが??
魅せたド根性
3問目で出題されたカラオケ番組のタイトルは「キラーカラオケ」。人気を支えているのは、出演者への過激な演出!?いつもの雑な感じで危険な舞台上に放り込まれた手越祐也さん(笑)。ソコでのパフォーマンスは、後に大絶賛となりました!
こんな感じ↓↓↓。
このキラーカラオケというのは、蛇やトカゲ、蜘蛛などを歌唱中にカラダに乗せられても1曲まるまる歌唱できるかを楽しむという内容のもの。手越にはカラオケを始める前に「どんなことがあっても舞台から出てはいけない」とだけ伝え、詳細を教えないまま歌唱スタート。気持ちよく熱唱する手越にトカゲなどが次々と乗せられていき、手越もパニック状態。
腕とはいえ、余計なクリームをぶつけた上での強制参加。イジり、というよりは、仕打ちの様な『イッテQ!』と手越祐也さんとの黄金パターンは、この「クイズ手越くんin the world」で確立された??「虫嫌い」を公言している彼にとって(週刊誌に撮られた方がイイと語るほど)最も厳しいと思われる状況を耐え抜いた勇姿に、スタジオからは大きな拍手と称賛の声が!!
根性のステージ動画がこちら!
酷いけど面白い!そしてソレ以上に手越祐也さんの根性が凄い!!自身の信念「どんな仕事もNGにしない」を、存分に見せてくれました(笑)。
まとめ
- 『イッテQ!』での手越祐也イジりが話題になっている!
- チャラ男に対する無慈悲なナレーションは番組の定番パターン
- ウザいキャラクター性の中には共感を呼ぶものも!?
- 見方を改めさせられる、実は「根性の男」だった!
『イッテQ!』では、バラエティーに富んだ様々な出演者が被害に遭っていますが、それぞれの個性が面白おかしく引き出されていて、毎週楽しい笑いを届けてくれています。手越祐也さんのパターンで際立つのは、立木文彦(たちき ふみひこ)さんの絶妙なナレーション!
手越祐也さんの奇行を立木文彦さんの声でオトす。頻繫になって来た、手越祐也さんへの個人的な感想とも思える非情なナレーションは、今では『イッテQ!』の鉄板ネタになっていますよね(笑)。
『イッテQ!』に対して、手越祐也さんは「僕の人生をいろんな意味で大きく変えてくれた番組」と語っていました。ぶっ飛んでる感じがしますが、中身はしっかりしている人なんだと思います(多分)。
難題のミッションに「ノーチャラ生活」、さらには「世界で一番盛り上がるのは何祭り?」等など。身体能力はもちろん、「笑い」についても高いポテンシャルを見せる手越祐也さんへの期待は大きい!「降板」の噂を吹き飛ばす活躍を、これからも見せてもらいたいですね!!
以上、「手越祐也 『イッテQ!』での「いじり」が面白すぎる!!」でした!