今から遡る事27年前、「木梨憲武急死!」に当時のお茶の間は騒然!!。「本当に?」、「いったいどういう事!?」などなど視聴者からの問い合わせでTV局の電話回線をパンク寸前に追い込んだ、壮大?なドッキリの全貌とは?。
さらに、ニューヨークで個展を開催した木梨憲武さん。海外での反応はどうだったのでしょうか?初めての販売となった絵の値段はいかほどか?
それでは、早速見て行きたいと思います!
急死ドッキリに「本当に!?」の声続出!!
これまで、多くのものを壊して来たとんねるずの2人。その型にはまらないスタイルは、いくつものきわどい笑いを作り出して来ました。そんなきわどいものの中の極物と言えるのが「木梨憲武急死ドッキリ」ではないでしょうか?。
それまでのドッキリの概念を覆す、などとは恐らく彼らは考えていないでしょう。ただ面白そうだからやる。後先は考えないとんねるずだからこそ、この危なっかしいイタズラを断行しちゃうんでしょうね(^∇^)。
その後、「生死はおもしろ半分に取り扱っていいものではない」として各方面からたっぷりのお灸を据えられる事になるこのドッキリですが、番組の雰囲気やセットの質が高く、今見てもまさに「ドッキリ」させられてしまいます。
動画がこちら
リアル過ぎて最初から引き込まれる感じなので、途中で木梨憲武さん本人が出てくるまで「本当に亡くなったの!?」などの電話が殺到したのもうなずけますね。
石橋さんの横で進行役を努めた野崎アナウンサー、見事な仕掛け人ぶりを披露してくれていますが、夜勤として局に居た所を急遽呼びだされたそうです。野崎アナの前に2人ほど司会役として声を掛けたそうなんですが断られたとか。
すっかり巻き込まれる形となったこの野崎アナも、多分ですが相当なお叱りを受けた事でしょう(-_-;)。そんな苦労?もあってか、この放送の視聴率は23%を記録したそうです。いろんな意味でびっくりさせられた企画となった様ですね。
「値段」は絵の価値そのもの
木梨憲武さんが、番組の企画をきっかけとして創作活動を開始してから20数年。個性的なその絵は徐々に注目を集め、3年程前から国内で開催されている展覧会には約40万人が訪れているそうです。
公式ホームページはこちらから http://www.kinashiten.com/
2015年、自身初となる海外での個展の開催ではギャラリーからの強い要望を受けて、これまでされてこなかった作品の販売が行われました。
新しいチャレンジの舞台となったのはニューヨーク。積み上げて来たものへの答えが出る試みに、木梨さんのコメントから当時の心境が窺えます。
「個々の作品には値段が付いている。価値があるのか、ないのか。良い作品なら買って頂けるし、良くなければ買ってもらえない」
シンプルな言葉の中に、混在する様々な想いが伝わって来ますね。しかし木梨さんから感じられるのは、後ろ向きなものでは無い様に思われます。抱いた不安さえも楽しんでいる様な、お祭りへの期待感みたいなものが見えたのは私だけでしょうか?
12日間開催されたこの個展には多くの人が来場し、初日だけで8割もの作品が売れてしまったそうです。展示された38作品は完売し、大成功を収める結果となりましたヾ(〃^∇^)ノ。
大盛況の会場で「嬉しい悲鳴のようなものを感じています」と心境を語り、手ごたえをかみしめていた様です。
上記のコメントにもあった作品の値段ですが、小さい作品で30万円程、大きい物で280万円程の値段が付けられていたそうです。作品の価値が肯定されたこの個展の成功をもって、画家木梨憲武の誕生と言ってもいいのではないでしょうか。
まとめ
- 木梨憲武の急死はドッキリだった
- 「本当に!?」等の問い合わせが殺到
- そのクオリティーの高さは叱られる材料になってしまった
- 木梨憲武の絵はついに日本を飛び出した
- 数十万円以上の値段が付けられた作品の販売を開始
- 完売するほどの盛況ぶりだった
これぞ!という感じのドッキリ企画でしたね。とんねるずの真髄を見せてくれた気がします。司会役から逃げたアナウンサーには、あの露木茂さんもいたんだとか。
木梨さんの「絵」は絶好調で、大手のシンワアートオークションに出品された8つの作品は全て落札されました。例の無い芸能界からのオークションへの出品という事で、美術界では話題になっていたとの事。
展覧会は今年だけで5回、2020年までに15回が予定されているそうです。木梨さんのコメント「海外ありかも!!」から、またまた驚くような「ワクワク」を見せてくれそうな予感がしますよね!
以上、「木梨憲武の急死は本当にあった出来事か?絵の値段にびっくり!!」でした!。