「過去最重量」と『西郷どん』での自分の体重に言及した鈴木亮平さん。巨漢の主人公、西郷隆盛を演じる為に行った太る役作りの秘密とは?そしてこれまでの出演作品で体現されて来た激しい体重の増減、その極め付けの姿が衝撃的!?
俳優鈴木亮平の役者魂、とくとご覧あれ!!
太る役作り、「西郷どん」での方法は?
相撲の身体は相撲で
俳優の鈴木亮平さん。大河ドラマ『西郷どん』での相撲シーンで披露した、絶妙な体型が話題になっていますよね。筋肉質過ぎず、そして太り過ぎてもいない。多くの方が思い描く西郷隆盛のイメージに、かなり迫ったものではないでしょうか。
素人とは思えない立ち振る舞い。訓練の賜物では?
鈴木亮平さんの撮影前の体重は74㎏だったそうです(身長186cm)。「自分史上最高に重い」と公言された、体重90㎏オーバー(16㎏以上増量!?)と言われている驚きの『西郷どん』西郷隆盛への役作りは、「出稽古」で行われていたんだとか。
相撲シーンの多い前半に備えて、クランクイン前の6月辺りから早稲田大学の相撲部の練習に繰り返し参加していた鈴木亮平さん。相撲についての作法などおおまかな事はこの時に身に付けたと思われます。その結果、本人曰く
「稽古をやって、たくさん食べてたら満足の行く身体になった」
みたいです。無理に筋力トレーニング等で作り出した身体ではなく、相撲の稽古の中で作られていった身体という事になりますね。相撲では「食べるのも稽古」と言われているらしい?
相撲の為の身体は相撲で作る。実に単純な、しかし実践の難しい作業に取組み実現させる。鈴木亮平さんの凄さは、役に対する妥協の無い姿勢ではないでしょうか?
和製デ・ニーロ・アプローチ
そんな鈴木亮平さんは「俳優」についてこんなコメントをしています。
「モデルを経験したことで、オーディションに落ちることに慣れました。モデルって、ほぼ外見しか見られないんです。行って4秒で落とされることもある。でも、役者の場合、芝居をやらせてくれる。ということは、芝居がうまくなれば通るということ。努力する方向が見えるんです。それがよかった」
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki
俳優鈴木亮平が良く表れているコメントではないでしょうか?演じるアプローチは無数にあり、その中の自分なりの方法で与えられた役柄に徹すれば認めてもらう事が出来る。文面から強く伝わって来る「発見」の様な心情。
ですが「努力」というにはあまりに過酷な10㎏単位で身体を変化させる鈴木亮平さんの役作りは、度々ファンを心配させているようです。
以前から、演じる役に合わせて身体を作る事で有名だったのはハリウットの名俳優ロバート・デ・ニーロさんですよね?映画『ブロンクス物語/愛につつまれた街』(1993年公開)では監督としても活躍されています。
DocomoのCMでの1コマ。手前でぼやけてしまっているのは俳優の松田龍平さん。
『レイジング・ブル』(1980年公開)では現役ボクサー役の肉体を作り、さらに引退後の姿を表現するために20㎏太るという1つの作品の中で2つの身体を披露する離れ業を魅せています。
この役柄に合わせた肉体改造はデ・ニーロ・アプローチと呼ばれているそうで、鈴木亮平さんが実践されているのは、まさにこのデ・ニーロ・アプローチという事になりますね。
壮絶な役作り
これまでの鈴木亮平さんの役作りの中で際立ったものと言えば、
- 『HK 変態仮面』主人公の色丞狂介役のため、体重を1度15kg増量したうえで、余計な脂肪を落とす。
- 『天皇の料理番』主人公の兄で病弱な周太郎役のため体重を20kg減量
- 『俺物語!!』巨漢の主人公、剛田猛男役のため体重を30kg増量
- 『西郷どん』巨漢の主人公、西郷隆盛役のため体重を約20kg増量?
などが挙げられますが、この中でも特にショッキングだったのは『天皇の料理番』での役作りではないかと思います。
衝撃ですよね!メイクもあると思いますが、本当に大丈夫だったのでしょうか!?顔のこけ具合も凄いですが、手首の辺りの骨が浮き出ている様な??
激しい体重の増減を伴うこの「亮平アプローチ」に、周囲の心配の声が後を絶たないのも分かる気がします。本人は「至って健康」と明言されていますが、「そんな訳あるか!!」と思わず突っ込んでしまった方も多いと思われます。
『西郷どん』では元気な姿?を見せてくれているので大丈夫だとは思いますが・・。鈴木亮平さんのブログではそんな『西郷どん』の撮影風景やネタバレなんかも公開されている様ですね。気になった方はチェックされてみては?
鈴木亮平さんのブログはこちら https://ameblo.jp/suzuki-ryohei
普通?の鈴木亮平さんを見ると安心しますね(笑)。期待してしまう気持ちもありますが、やっぱり身体が心配ですよね。役者魂が厳しい道を選ばせてしまうのかもしれませんが、時には自分を労わる努力もしてもらえたらと思います。
まとめ
- 鈴木亮平の『西郷どん』で魅せた「西郷どん体型」が話題になった
- 太る役作りの為に目指したのは力士の身体
- 早稲田大学相撲部の練習へ繰り返し参加
- 結果体重90㎏オーバー!?
- 過酷なデ・ニーロ・アプローチを実践
- 心配だけど止まらない!?
- 鈴木亮平の役者魂はやっぱり凄い!!
役作りのために太る、または痩せる。単純ですが、これがどれほど難しい作業かは改めて説明する必要は無いと思います。それを短期間で実践されている鈴木亮平さん、何度も言っちゃいますが凄いですよね。
何か体重を増減しやすくするコツの様なものがあるのでしょうか?痩せる時は「キャベツと納豆だけ食べている」という話もあったので、もしコツがあるとすれば、「ひたすら努力する」なんでしょうね。頭が下がります。
そんな鈴木亮平さんは次回、どんな衝撃を見せてくれるのか?身体が心配!?だけど見たい!!取り敢えず健康な内は頑張ってください(ほどほどに)!!
以上、「鈴木亮平「西郷どん」での役作りで最高に太る!?プロとしての姿勢に脱帽!!」でした!