現在ブレイク中の特撮出身俳優、千葉雄大さん。父親があの世界的アクションスター、千葉真一さんとの噂が流れているみたいなんですが、このびっくりな噂は果たして本当なんでしょうか!?さらに過去の特撮作品には意外なあの人も出演していた!?
早速見ていきましょう!
目次
千葉雄大の父親は千葉真一なのか!?
『ゴセイジャー』でデビュー!
スーパー戦隊シリーズ34作目『天装戦隊ゴセイジャー』(テレビ朝日系)のアラタ / ゴセイレッド役で俳優デビュー。オネエ疑惑が出るほど?中性的で不思議な魅力を持った千葉雄大さんは、またたく間にスターの仲間入りを果たしました。
千葉雄大さんのブログはこちら https://ameblo.jp/chibayudai/
一躍時の人となった千葉雄大さん。いろいろな話題が挙げられていますが、その中でも特に気になるものがありました。その内容とは、
「千葉雄大の父親は、千葉真一だった!?」
というもの。「!!!」なこの噂、はたして本当なのでしょうか??
噂の原因は苗字?
映画「ある決闘セントヘレナの掟」イベント会見での1コマ
「世界の千葉」は健在!?シブいですね!!
結論から言えば、どうやらこの噂はデマだった様です。ではこの噂、一体何が原因だったのか?調べてみた結果、同じ「千葉」という苗字と、俳優として活躍している千葉真一さんの実子、新田真剣佑さんの存在が関係しているらしい?
千葉真一さんの長男にあたる新田真剣佑さんは、2016年に放送されたテレビドラマ『仰げば尊し』(TBS系)や、2017年放送の『僕たちがやりました』(フジテレビ系)等の作品に出演。2016~2018年にかけて公開された映画『ちはやふる』シリーズ (東宝)では綿谷 新(わたやあらた)役を務めました。
新田真剣佑さんの公式プロフィールはこちら
http://www.topcoat.co.jp/artist/arata-mackenyu/
この新田真剣佑さんと千葉雄大さんが、「ごっちゃ」になってしまっている人が多いみたいですね。
うちの従姉には同居中、真剣佑をちゃんと見せて「これが千葉真一の息子やで」と教えたにも関わらず、最近まで千葉姓だけで千葉雄大をサニーの子と思い込んでいた(>_<)
— かりんとう☆ (@m05311121child) 2017年10月3日
千葉真一の息子は千葉雄大だと思ってたよ…真剣佑は昨日初めてテレビで見たよ…恥ずかしい…人に言わなくてよかった
— にしくん (@nishikun_kunni) 2017年8月8日
苗字が同じという共通点は、親子関係が連想されやすいですよね。さらに若い息子が居て俳優をやっている等の情報が乗っかり、「もしかして、この千葉雄大が千葉真一の息子なのでは?」てな感じに勘違いが生まれて拡散して行った??
3人は特撮繋がり
また、千葉雄大さん新田真剣佑さん共に「特撮ヒーロー作品の出身」というのも、2人を混同させてしまう一因と言えるかもしれませんね。
千葉雄大さんは上記にもある『天装戦隊ゴセイジャー』へ出演されていた事はすでに述べましたが、新田真剣佑さんも2015年に公開された『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』(東映)に出演されていました。
『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』からの1コマ
手前が新田真剣佑さん。仮面ライダーダークドライブこと泊エイジ役を熱演!奥でまいっているのが、現在放送されているソフトバンクCMの「学割先生」でお馴染み?仮面ライダードライブ泊進ノ介(とまり しんのすけ)役の竹内涼真さん。
ちなみに、千葉真一さんも『七色仮面』なるヒーローやってました。
昭和の香りが強烈に漂っています。
『七色仮面』(東映)は1960年に放送されていた特撮ヒーロー作品で、第7部まで製作されました。第5部 「龍虎の地図」から主演が千葉真一さんにバトンタッチされた際に、タイトルも『新 七色仮面』と改められたそうです。
この『七色仮面』は、後に登場する全てのヒーローの草分け的な存在。そしてその能力は、現代のヒーローにも引けをとらないものだった!?
オープニングで宇宙から飛来したような描写があるものの、その出自は一切不明。二丁拳銃を駆使し、至近距離から撃たれても何ら影響を受けない不死身の身体に加え、瞬間移動能力や変身能力を持っている。第5部以降は機敏で軽快な動きも加わり、悪人を翻弄し追い詰める。
「不死身」「瞬間移動」「変身能力」。そして、第5部以降の機敏で軽快な動きとは、やっぱり世界的アクションスターである千葉真一さん特有のものが加わったという事でしょうか?いくつものびっくり能力を保有する七色仮面ですが、1番のびっくりは主人公が何者か分かっていないという点では??
特撮の出演者は大物だらけ!?
多くの特撮出身者
仮面ライダーシリーズと並び、「ブレイクへの階段」としての側面を持つスーパー戦隊シリーズは、これまで多くのスターを送り出して来ました。
- 照英さん 『星獣戦隊ギンガマン』(1998年放送)
ゴウキ / ギンガブルー役 - 永井大さん 『未来戦隊タイムレンジャー』(2000年放送)
浅見竜也 / タイムレッド役 - 金子昇さん 『百獣戦隊ガオレンジャー』(2001年放送)
獅子走 / ガオレッド役 - 玉山鉄二さん 『百獣戦隊ガオレンジャー』(2001年放送)
大神月麿 / ガオシルバー役 - 塩谷瞬さん 『忍風戦隊ハリケンジャー』(2002年放送)
椎名鷹介 / ハリケンレッド 役 - 姜 暢雄さん 『忍風戦隊ハリケンジャー』(2002年放送)
霞一鍬 / クワガライジャー 役 - 松坂桃李さん 『侍戦隊シンケンジャー』(2009年放送)
志葉丈瑠 / シンケンレッド役 - 志尊淳さん 『烈車戦隊トッキュウジャー』(2014年放送)
ライト(鈴樹来斗) / トッキュウ1号役
ザラっとですが、まとめるとこんな感じになるかと。充分過ぎるほど豪華なメンバーなんですが、この他にもさらに、意外なあの人やこの人なんかも特撮ヒーロー作品に出演していた!?
大物がズラリ!!
奥田瑛二
俳優・声優・画家等、幅広く活躍されている奥田瑛二さん。現在は映画監督としてのイメージが強いかも??
奥田瑛二さんが所属する、株式会社 ゼロ・ピクチュアズ(本人社長)のサイトはこちら http://zeropictures.co.jp/
1976年~1977年に放送された、全26回の特撮ヒーロードラマ『円盤戦争バンキッド』(日本テレビ系)。奥田瑛二さんはこの作品の主人公、天馬昇(てんま のぼる) / バンキッドペガサス役で俳優デビューとなったそうです。
『円盤戦争バンキッド』では番組の最後に、主人公の天馬昇から視聴者へメッセージが送られるシステムの様です。当時26歳!?若い!!
遠藤憲一
「エンケンさん」の愛称で親しまれている遠藤憲一さん。悪役から優しい父親役まで、ハマる守備範囲の広さは業界屈指!?
遠藤憲一さんのオフィシャルサイトはこちら
http://www2u.biglobe.ne.jp/~ENS/
『特捜エクシードラフト』、『特捜ロボ ジャンパーソン』など多くの特撮作品に出演。1994年~1995年に放送された『忍者戦隊カクレンジャー』(テレビ朝日系)では、ぶっ飛んだキャラクター「貴公子ジュニア」役で登場。
ヘヴィメタ風の奇声を発するオネェという設定??
気ままでバラバラだった妖怪達を束ね、カクレンジャーのもとへ次々と刺客を送り込む。感情の起伏が激しく、怒り出すと何をしでかすか分からない??カクレンジャーに敗れたものには、冷酷で容赦のない制裁が待っている!?
この貴公子ジュニア役から、エンケンさんの引き出しの多さが分かります!
唐沢寿明
小顔で知られている唐沢寿明さん。「自分の顔がデカく映る」との理由から、共演NGの女優さんも多いとか?
唐沢寿明さんのサイトはこちら
http://www.ken-on.co.jp/karasawa/index.html
無名時代、『仮面ライダーシリーズ』『スーパー戦隊シリーズ』などの特撮番組に脇役やスーツアクターとして出演。中でも「ライダーマン」は有名!?吹き替えや斬られ役の他に、照明や衣装アシスタント等の裏方も担当されていたそうです。
ライダーの中で唯一の人間!?生身の身体で戦うライダーマン!
役者としてブレイクを果たした後も特撮好きは相変わらずの様で、カラオケではレパートリーの中心である『宇宙刑事ギャバン』や『仮面ライダーアマゾン』などの特撮ソングを熱唱されるそうです(笑)。
『めちゃ²イケてるッ!』(フジテレビ系)の前身番組『めちゃ×2モテたいッ!』に出演した際には「俺はライダーマン役で映画に出ている。銀幕がデビューなんだ。」と自慢げに語るなど、唐沢寿明さんの深い特撮愛?が覗えます。
高畑淳子
ユニークなキャラクターと実力派と呼ばれる女優業とのギャップが、高畑淳子さんの何とも言えない魅力の1つではないかと思います。
高畑淳子さんのブログはこちら https://ameblo.jp/atsukotakahata
1980年代後半から1990年代前半にかけて、テレビ朝日系列で放送された『巨獣特捜ジャスピオン』、『特捜ロボ ジャンパーソン』など多くの東映特撮作品に出演。『仮面ライダーBLACK RX』のマリバロン役はハマり、女優としての手応えを掴んだ当たり役となりました。
確かに。うまく説明出来ませんが、何か噛み合っている気がします。
クライシス帝国の地球侵略にあたり、実際の戦闘や作戦の指揮、実行を担当する四大隊長の紅一点。百数種類と言われる妖魔力と様々な策略で、主人公の南光太郎(みなみ こうたろう)を幾度となく苦しめた諜報参謀。
四大隊長の中では最後まで生き残りますが、仮面ライダーBLACKを懐柔しようとする上司(クライシス皇帝)に逆らって処刑されてしまいます。言いたい事は言う。そんな気骨ある一面は、高畑淳子さん本人と重なる部分かもしれませんね。
平泉成
3枚のシングルのリリースや悪役を多く演じるなど、30代位までの平泉成さんは現在のイメージとはチョット違うかも??
平泉成さんのプロフィールはこちら https://greenland-s.jimdofree.com/
日本テレビ系列で1973年に放送された特撮テレビドラマ『ファイヤーマン』。地底深くの秘境、アバン大陸からやって来た「地底人」ファイヤーマンが、政府が結成した地球科学特捜隊SAFの隊員として恐竜怪獣たちとの戦いを繰り広げる。
視聴率は平均6 – 7%台と低迷。コミカルな宇宙怪獣を登場させたり、牧歌的な描写を増やすなどの様々な視聴率対策もむなしく、数字は好転しなかった模様。円谷プロ創立10周年記念番組として製作された作品は、全30話をもって終了しました。
左の男性が設定年齢25歳。工学博士、千葉太役の平泉成さん!?
後の1998年から1999年に放送された『ウルトラマンガイア』(TBS系)へ参謀役としてのレギュラー出演については、「久々に円谷作品に帰ってきた」と感慨深い想いを語られていたとか。平泉成さんにとっても特撮作品は特別なものの様です。
まとめ
- 俳優の千葉雄大の父親は千葉真一との噂があった
- この噂はデマ
- 噂の要因は苗字と実子の新田真剣佑の存在などなど
- 様々な要因が絡んだ「勘違い」が原因だった!?
アクションスター・千葉真一さんの本名は、前田貞穂(まえださだほ)さん。「千葉真一」は芸名で、この他にも「サニー千葉」、「和千永倫道(わちなが りんどう)」等いくつかの通称をお持ちの様です。
一方の千葉雄大さんは本名で活動されているので、すでにこの時点で親子関係は否定されてしまうのかも?また、平泉成さんは1984年に所属事務所の移籍に伴い、元の「平泉征」(読み方同じ)から平泉成に改名されたんだそうです。
視聴者だけではなく、出演者にとっても深い想い入れやエピソードが満載の特撮作品。これからも楽しんでいきたいと思います。
以上、「千葉雄大 父親は千葉真一!?「特撮」に出演していた大物俳優とは??」でした!