イメチェン?、はたまた病気!?。ポンキッキの看板キャラクター、ガチャピンとムックの色変化は元々の色を忘れてしまうほどのインパクトがありますよね。この大胆な「模様替え」は、一体どんな意味があるのでしょうか?
また、ガチャピンが歌っていた「食べちゃうぞ」。何やら歌詞に問題があって放送禁止になってしまったそうですが、どんな内容だったのか気になりますよね!?
それでは元祖ゆるキャラの舞台裏。四十数年の歴史の1部を、拝見しに行きましょう!
目次
ムックが青い!?ガチャピンは??色変化にある理由
お馴染みの「色」が一変!
言わずと知れた昭和のヒットメーカー、ピンクレディーの代表曲UFOに乗せて展開される個性的なUQコミュニケーションズのCM。毎回シュールなシチュエーションが用意されていておもしろいですよね。
出演者も豪華です。女優の深田恭子さんと多部未華子さん、永野芽郁さんの3姉妹役に加えてガチャピンとムックの老舗コンビも父母役で登場。バラエティー豊かな5人家族の日常?という設定だと思われますが・・。
んん??。となった方が大多数だと思います。そうなんです!、CMのガチャピンとムックは自分が知ってる彼らではないんです!。ピンクのガチャピンと青いムック!!、これは一体どういう事なんでしょうか?
派手な演出のせいでしょうか?、違和感はあまり感じられませんね。
企業(UQコミュニケーションズ)のイメージカラーの関係か!?
実はこれ、CM上の設定なんだそうです。地球とは別次元にあるブループラネットと呼ばれる青い惑星から(パラレルワールド?)、地球に迷い込んだピンクガチャ、ブルームクと呼ばれる2人で、我らがガチャピンとムックとは似てるけど違う生き物という設定だそうです。
テーマソングのUFOが宇宙人を連想させますよね。選曲された決め手には企業名のUQの語呂の他に、こんな効果のねらいもあったのかもしれませんね。
元々2人共青かったらしいんですが(ブループラネットという位ですからね)、UQモバイルに助けられて?体の色変化が起こったというエピソードがある様です。
動画がこちら https://www.youtube.com/watch?v=PIN8qNG44Aw
CMとはちがったコミカルな音楽が耳に残りますね。まあ細かい部分は置いておくとして。UQモバイルには身体の色変化を起こしてしまうほどの何かがあるという事なんだと思われます。
キャラクターの設定として地球では?それぞれ雪男と恐竜の子供という事になっていますが、ブルームクは鬼、ピンクガチャは竜の子供とされているそうです。
まるっきり架空の存在という事になってしまいましたが、パラレルワールドから来たとすれば、あながちありえない事では無いと言えるかもですね(オリジナルの雪男と恐竜もすごい設定ですが)。
「食べちゃうぞ」アウトにされた歌詞
内容が過激すぎた?
これまで様々なチャレンジの成功を見せてくれたミドリガチャ(笑い)。エベレスト登頂には本当にびっくりさせてもらいました。私の中ではスキーのジャンプ以来(スカイダイビングも捨てがたい!!)のベストオブチャレンジでしたが、そんな成功の影には数々の失敗もあったと思われます。
その1つに挙げられるのが、食べちゃうぞ騒動です。
1975年に発表されたこのガチャピンのソロ曲は、作詞が北村恒子さん・岡本おさみさん、作曲はあの吉田拓郎さんだったんですね。「いたずらする子はたべちゃうぞ」、「おなべでゆでてたべちゃうぞ」などの歌詞が怖いと視聴者から抗議が殺到して、放送禁止になってしまいました。
歌詞がこちら http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=F03503
秋田の伝統行事、なまはげの様な効果と言いますか。昔のCMにもったいないおばけというのもありましたが、同じような印象を受けました。集まった非難の中には「こういう歌も教育には必要」などの意見もあったそうですが、いずれにしてもお騒がせしたのはまちがいないようです。
40年越しの想い
残念な結果となってしまいましたが、反響の大きさからガチャピンの存在感が分かりますね。今では活躍の場は番組内に留まらず、CMやキャンペーン活動など多岐にわたります。その発言にも注目が集まっていて、ツイッターのフォロワー数は驚きの約126万!!。
120万前後のお笑い芸人の劇団ひとりさんや、タレントの武井壮さんら人気芸能人をおいやるこの数字はガチャピンの国民的?を良く表していると思います。
4年程前に「ひらけ!ポンキッキ」の放送40週年を記念して発売されたDVDにはこの食べちゃうぞも収録されていて、当時を振り返ったガチャピンは「思い出がいっぱい詰まっています」などとコメントしていました。本人にとっても大きな出来事だったようですね。
まとめ
- ガチャピンとムックの色変化はCM上の設定
- ピンクガチャ、ブルームクは地球の外からやって来た
- ガチャピンとムックとは違う生き物
- 「食べちゃうぞ」は放送禁止になっていた
- 原因は歌詞
- 騒ぎの大きさはガチャピンという存在の大きさ
ピンクガチャ、ブルームクに対して地球の2人は、ガチャピン「キミは、ぼくより歯が出てるね」ムック「あんなにきれいな娘さんがいらしたんですねぇ」などとコメントしています。
自分と瓜二つな存在に「え?それだけ!?」と思わず突っ込みたくなってしまいましたが、さすが大物は余裕も着眼点も違うという事なんでしょう。
約半世紀もの間、愛されているガチャピンとムック。親子2代で、さらには3代で彼らを見ている方々も多いのではないでしょうか?。2人の人気は日本を飛び出して、インドネシア、ミャンマー、シンガポール等、他3カ国で番組が放送されるなど「WAKUWAKU beポンキッキーズ」)、遠く海外にまで及んでいます。
活躍の場を広げた「日本の着ぐるみコンビ」、これからは世界で2世代、そして3世代から愛されていくことでしょう。もしかしたら色が増える可能性もあるかも??
以上!「ガチャピンとムックがなぜ色変化!?、食べちゃうぞの歌詞がちょっと怖い!」でした!