フリーに転身した笠井信輔さんが自身の「がん」を表明しました。『とくダネ!』の中で示した報道を伝える者としての姿勢の根底には、先輩アナウンサーの大きな背中があった!?また、患った『びまん性大細胞型B細胞リンパ腫』とはどんな病気なんでしょうか??
早速見て行きましょう!!
ガンの表明で見せた笠井信輔のアナウンサー魂!
病の公表
2019年9月30日にフジテレビを退社し、現在はフリーアナウンサーとして活躍している笠井信輔さん。12月19日に出演した情報番組『とくダネ!』(フジテレビ系)での「がん」の表明には、報道に携わるジャーナリストとしての一面が覗えました。
病名は『びまん性大細胞型B細胞リンパ腫』。病状については、「全身にがんが広がっているので、強い抗がん剤の治療が必要と言われた。生存率は、若いので7割くらいと言われた」と説明し、「何で今、俺が。フジテレビを辞めて、これからという時に」と、病気が発覚した自身の心情についてもコメントしていました。
以前に「ガンは若いほど進行が早い」と聞いた事があったんですが、笠井信輔さんの『びまん性大細胞型B細胞リンパ腫』は逆のケースだった様で少し安心ですね!
身体に異変を感じたのは11月の中旬頃だったそうで、前立腺肥大の検査を受けた結果、骨盤に影が発見され、その後の詳しい検査でがんの判明となったそうです。
痛む箇所は肩だったり手首だったりと日によって違うらしく、「仕事は鎮痛剤を飲みながらこなしてきた。本番中に痛みが出ないように調整している」と明かし、病気の表明については、2016年5月に自身の『膀胱ガン』を公表した小倉智昭さんの存在が大きかったと語っていました。
具体的な症状
笠井信輔さんを襲った『びまん性大細胞型B細胞リンパ腫』。聞き慣れない病名なんですが、一体どんな病気なんでしょうか?「国立がん研究センター」によると、
多くの場合無症状ですが、全身のあらゆる臓器から発生するため、症状がある場合は病変がある部位によってその症状は異なります。典型的な全身症状は、発熱、寝汗、体重減少ですが、例えば中枢神経系(脳)原発の場合は感覚障害や麻痺(まひ)など、胃原発の場合は出血や潰瘍(かいよう)性病変がみられることがあります
と、いう事らしいです。症状は発症する部分によって様ですが、「多くの場合無症状」ってチョット怖いですよね・・。笠井信輔さんも全身症状の「体重減少」があったそうです。「トイレが近くなった」とも語っていました。悪性リンパ腫の中で、日本では最も発生頻度の高い病型との記述もあったので、言い換えれば、「誰にでも発症する可能性がある病気」という事になりそうです。
今後の治療、療養には6カ月は必要とのことなので、笠井信輔さんの復帰は来年の6月頃になるのではないかと思われます。「入院したらブログで自分の思うところを発信していきたい」と話していて、心配な闘病中でも定期的にメッセージを受け取る事が出来そうですね!
フリーへ転身するにあたり、「色々な事にチャレンジしてみたい」と語っていた笠井信輔さん。大病を乗り越えて、同世代を牽引する元気な姿を早く見せて欲しいですね!!
まとめ
- 笠井信輔アナが自らの「がん」を告白!
- 病名は『びまん性大細胞型B細胞リンパ腫』
- 実は誰にでも発症する可能性がある!?
- 6ヵ月後の復活に期待!
「がん」を公表した笠井信輔さん。病状や現在の心境について、噛みしめる様に語る姿が印象的でした。番組や取材などでは落ち着いている様子でしたが、痛みを自制している事は容易に想像出来ます。
気丈に振る舞う笠井信輔さんの大きな支えとなっているのは、やっぱり家族ではないでしょうか。奥さんの茅原ますみさん(元アナウンサー)や3人の息子さんは、素っ気なかったり「しっかり」等の励ましがあったりとそれぞれ違った反応を見せているみたいなんですが、抱いている想いは自然と伝わりますよね!
家族全員で挑む、2020年の見事な復活劇に期待しましょう!
以上、「笠井信輔が「がん」を公表!『びまん性大細胞型B細胞リンパ腫』ってどんな病気?」でした!