7月7日の七夕には強力なおまじないの方法があるって知ってました?「手軽なもの」から「恋愛に狙いを定めたもの」まで知っておいて損はなし!?また、彦星と織姫の実際の位置から見た距離にびっくり!2人は大変な遠距離恋愛だったみたい!?
では見ていきましょう!
目次
七夕のおまじないは強力?
おまじないの作法
七夕の日に短冊に願い事を書いて葉竹に飾る。一般的に行われている事ですが、実は願い事が叶いやすくなる七夕限定のおまじないがあるそうなんです。
まずは短冊や笹などの取り扱いを見てみると、
- 願い事は、出来るだけ具体的にかく
- 短冊には必ず氏名を書く。イニシャルや下の名前だけでもOKみたいです。
- 屋内に笹を飾るなら東南や南方が吉。なるべくベランダや庭が理想。笹がない場合は、願い事を書いた短冊を神棚においても大丈夫。
- 七夕飾りの処分は、紙など庭で燃やせるものは燃やし、できなければ粗塩で清めて捨る。
この段階では特に難しいものは無いですね。笹の大きさについては指定がない様なので、小さい物でも効果は変わらないと思われます。それでは、本題に移って行きましょう!
七夕7度のおまじない
7月7日の七夕に、7回同じことを繰り返すと願い事がかなうというもの。
朝起きてから夜寝るまでの間という事らしいので、とっつきやすいのではないでしょうか。繰り返し行うものは何でもいいみたいで、7回ジャンプするとか7回腕立て伏せする等、とにかく7回行う事が重要のようですね。
里芋の葉に溜まった雫で願いが叶う
七夕の朝に里芋の葉に溜まった「しずく」を使って墨をすり、願い事を書いて飾るとその願いが叶うと言われているそうです。里芋の葉にたまった露は天の川のしずくといわれ、願いを叶える力があると伝えられています。
七夕で両想いになれる?金銀の短冊のおまじない
金、銀の折り紙を短冊形にします。金の短冊の白い面に相手の名前を、銀の短冊の白い面に自分の名前を書きます。金と銀の短冊の名前を書いた白い面をのりで貼り付けて、表裏が金と銀の1枚の短冊にします。
それを笹に飾ればOK。願いを叶える事ができるかも?
究極のおまじない!?
最後に究極?と言われる強力な復縁のおまじないと噂のものを紹介します。
青、赤、黄、白、黒の5枚の短冊と黒い油性マジックペンを用意して、それぞれに
- 青の短冊 別れてしまった理由
- 赤の短冊 付き合っている間に相手に感謝した事
- 黄色の短冊 相手を悲しませないという誓い
- 白の短冊 復縁が成功した際に相手にしてあげたい事
- 黒の短冊 自分と相手の名前
を書いて、7月7日の七夕当日に上記の順番で願いと祈りを込めて笹に飾ります。翌日に短冊を回収し処分すれば七夕の願い事、おまじないは完了です。
悔いを残してしまっている方などは試してみては?もしかしたらびっくりな結果が待っていたりするかもしれませんよ!?
彦星と織姫の位置と距離は?
1年に1度だけ逢うことを許された織姫と彦星の2人。切ないような、ロマンチックなような何とも言えない七夕のストーリーですが、実際に2人はどの位離れているのでしょうか?
恐らく星にあまり詳しくない方でも、夏の第三角形というフレーズは何となく覚えているのではないかと思います。夏の夜空に大きな三角形を描いているのはこと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブです。
デネブを頂点に左の明るい星がアルタイル、右の星がベガです。場所によって条件は変わってくるそうですが、夜の9時頃がベストだという事なので、晴れていたら東の方角を見てみてください。
3つの星のうち織姫星はこと座のベガ、彦星はわし座のアルタイルで、天の川をはさんで向かい合うように位置しています。この2つの星の距離は約15~16光年だそうです。
なので、光の速さで彦星が織姫に逢いに行っても15年位かかってしまう!?それでも、15年後の7月7日を目指して彦星が頑張って逢いに行っても(光の速さで移動できたとして)、辿り着いたその日が雨だったとしたら・・
なんだかツラくなって来ちゃいますね。その場で1年待たせてもらっては?やっぱり「ダメ帰れ」って言われちゃうんでしょうか・・。
そんな彦星と織姫の為に、日本では古くから桶や盥(たらい)などに水を張って2人の星を映し、水面をまぜる事でなんとか1つの星にしてあげようとしていたとか?プロポーズに使えそうな、なかなかの演出だと思います。
遠距離恋愛のカップルにぜひ試してみてほしいですね!できれば七夕のおまじないと一緒に!
まとめ
- 七夕には独特の「おまじない」がある
- 簡単なものから手の込んだ強力!?なものまで様々
- どれもやってみる価値はありそう!
- 織姫と彦星は「こと座のベガ」と「わし座のアルタイル」
- 2つの星の距離は15~16光年
- 遠すぎてその日に逢いに行くのは難しい!?
- 2人を逢わせてあげたいと考えるのは、今も昔も変わらなかった
七夕に短冊を飾るのは日本だけなんだそうです。同じ国内でも北海道ではローソクもらいという子供達の行事が行われたり、宮城県の仙台などではそうめんを食べる習慣があったりと、地域によって七夕の迎え方は様々なようです。
なのでおまじないも地域によって色々ですが、「願いを叶えたい!」という祈りのような感情は、どこでも共通のもののようですね。
そして織姫と彦星ですが、遠いですね・・。そんななんとかしてあげたくなるシチュエーションが人の心を動かし、多くの関心を集めるのだと思います。そしてこの2人は、夏だけではなく冬にも見る事ができるそうです。
ぼんやりとした感じに見えるらしいのですが、夏とは違った味があるとの事。時間帯は22時から0時の2時間位の間だそうです。冬の恋愛事情、チョットのぞいてみるのもアリかも??
以上、「七夕には強力なおまじない法がある?彦星と織姫の実際の位置とは?」でした!